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初期のしつけ

STEP1 ハウストレーニング

2008年5月19日

クレイト・トレーニング


 (ハウストレーニング)

.クレイト・トレーニングを始める前に、クレイトの中に柔らかい物を敷き、水の入った食器とお気に入りのオモチャを入れて、最初はドアを開け放しておきます。

.おいしいオヤツと「ハウス」という言葉のコマンドを使い、子犬を新居へと誘導します。子犬がいつでもクレイトから出れるようにドアは開け放しおきます。

.子犬がいったんクレイトに慣れてしまえば、あなたの励ましやご褒美がなくても使い続けられるでしょう。

.子犬が満足して遊んでいる間に、ドアを数分間閉めてみます。クレイトはキッチン等のにぎやかな場所に置いた方が良いでしょう。

.リラックスした子犬はクレイトの安全性に守られて眠ってしまいます。充分に慣れた子犬でも日中2時間以上はクレイトに入れておくべきではありません。監禁されたと思い、暴れ出してしまうかも知れません。

パピー・プレイペン(サークル)
 クレイトに慣れてくると、子犬はプレイペンにも喜んで入っていられるようになります。一部の犬、特に保護された犬はクレイトに入れられることに耐えられない場合がありますが、子犬ではそういったことは滅多にありません。

付加される恩恵
パーソナル・トランスポート
 あなたがクレイトに慣れた子犬を飼っているなら、旅行の問題点は解消しやすいものとなります。自分のクレイトに入っていれば、子犬は車の中に安心していられます。

ペンーフレンド
 プレイペンに新聞紙を敷き詰めておけば、子犬はあなたの家を大混乱に巻き込むことなく、一緒に遊ぶことが出来ます

STEP2 トイレのしつけ

2008年5月18日

トイレのしつけ

 ある犬はそれこそあっという間にトイレのしつけをマスターしてしまいますが、反対に長い時間を要する犬もいます。あなたがトイレのしつけを受けたことのない成犬を飼ったなら、子犬と同じように扱ってあげてください。家の中を目茶苦茶にされたからといって罰してはなりません。したことを後で叱ることは犬を無意味にナーバスにしてしまうので注意してください。叱る代わりに子犬が排泄したいことを事前に察知すべきです。子犬が目を覚ました時、食事をした後や遊んだ後はあなたが選んだ排泄のための場所に連れていき、いつでも跡をきれいに掃除しておきます。家の中でのアクシデントを避けるためにはクレイトを使ったり、外へ連れ出しても良いでしょう。また犬が排泄をする時に「トイレ」といった言葉を使い、排泄後に誉めてあげると、やがて「トイレ」のコマンドですぐ排泄するようになるでしょう。

タイミング
 犬は自分の居場所を汚さないようにするものです。あなたが忙しい時には子犬をクレイトに入れ、噛むオモチャを与えておきましょう。子犬をクレイトに入れておく時間には充分注意を払い、必要があるなら排泄のためにクレイトから出してあげます。子犬にとってそのクレイトが丁度良い大きさかどうかをよく確かめることも大切です。もし大き過ぎる場合には子犬はクレイトの中で排泄してしまうでしょう。

ペーパー・トレーニング
 家の中で新聞紙に排泄させるトレーニングは、家から出たら排泄して良いのだと一度覚えてしまった子犬に混乱を引き起こすことがあります。いつでもそれが可能なであれば子犬を決まった場所で排泄させるようにしましょう、しかし室内でも排泄させる必要があるなら、やはり同様にクレイトのルールを守り、子犬をクレイトから出して広げた新聞紙の上に乗せてあげます。

先手を打つ
 子犬が急に鼻を床に近づけ、熱心に臭いを嗅ぎ出したら、たいていはオシッコかウンチがしたいよという合図です。そこで排泄の場所を教える。

ちょっとしたご褒美
 子犬を外に連れ出す時には、道で事故に遭わないように子犬に話しかけたり、オモチャを見せたりして注意を引きつけるようにします。そして子犬が排泄する時には「トイレ」と言ってやり、その後上手に出来たことに対してご褒美をあげましょう。

クレイトの時間割
 子犬は眠った後、遊んだ後、そして特に食事の後とクレイトに入っていた後には必ず排泄する必要があります。一般的に言って、3ヶ月齢の子犬は3時間ごとに排泄するものと思ってください。

飼い主のトレーニング
不適切な罰
 子犬のトイレ・トレーニングを行う時は、まずあなたの気分をコントロールしてください。実際に子犬が家の中で排泄しているのを見つけた時以外、子犬を叱りつけることは不適切です。もし見つけた時には厳格に「ノー」と叱り、子犬を自分のトイレへと連れていきます。コンスタントに子犬を監視して、アクシデントが起こるのを防ぐようにしましょう。もし直接監視していることがないのであれば、子犬をクレイトに入れておくのが最良の方法です。

責任のある行動
 犬の糞は他の犬の健康面にとって危険なばかりでなく、環境の美化を著しく損ねます。犬の歩いた跡を常に清潔にして、社会との良い関係を保ちましょう。あなたの犬を公共の場所に連れていく時は、糞取り具やビニール袋を持つのを忘れないでください。

STEP3 おいでを教える

2008年5月17日

おいでを教える

 この練習はあなたの子犬が元気で、そしてお腹が空いている時に始めてください。子犬の食事を10等分しておき、子犬の名前を呼びながら「カム(おいで)」とコマンドを発し、何回も繰り返して食器へと誘います。決して叱るために子犬を呼んではいけません。そんなことをしてしまえば子犬はあなたの所へ来ることと、叱られるという不快感なことを結びつけて考えるようになってしまいます。

室内でのトレーニング
.気を散らすような物のない静かな部屋で、子犬から短い距離を置いて立ちます。廊下等が良いでしょう。手には見えるようにフードを持ち、子犬の名前を呼びます。子犬が前進し始めた時を逃さず、そこで「カム(おいで・こい)」のコマンドを与えます。

.子犬があなたの元に向かって来たら、熱狂的な声で「グッド・ドッグ(よーし、いい子だ)」と言って褒めてください。同時に腰をかがめ、両腕を広げて、あなたの元へ来る子犬を励ましてください。

.子犬がやって来たら膝をついて子犬の高さに近づいてあげましょう。子犬を褒め、撫でたりご褒美のフードを与えたりして、もう一度褒めてあげてください。

屋外でのトレーニング
.子犬が室内であなたの元へ来ることを充分に覚えたら、より気が散りそうな場所で呼んでみてください。確実に従わせるために子犬に長尺のラインか伸縮自在のリードを着けて、同じ練習を繰り返します。

.リードで引き寄せるのではなく、ご褒美で子犬が来るように励ましてあげるのです。もし子犬が集中力を無くしていたら、リードを一瞬だけグイと引いて子犬の注意を引きつけます。距離が長くなると、ご褒美はオモチャの方がフードよりも子犬にとって見やすいでしょう。

問題解決
眠い犬
 犬、特に子犬は集中力が長続きしません。そして犬にとってもトレーニングは精神的に疲れるものなのです。トレーニングは1回に5分~15分とし、犬が疲れている時には行わないでください。また、犬が精神的にも肉体的にもトレーニングを受けることができるように時間帯を考慮し、運動の前にトレーニングすると良いでしょう。また犬が興味を失わないように場所を変えてあげるのも良いでしょう。

集中しない犬
 もし犬がご褒美のフードに反応しないようなら、食事の与え方を変えてみましょう。食事の回数を減らすのです(ただし1回量は多めにします)それでも反応が鈍いようなら、ピーピー鳴るオモチャを試してみましょう。

頑固な犬
 もし子犬が強情な犬なら、いつでもリードを着けて連れ歩き、トレーニングもしてください。こうすることにより常に子犬の注意を引きつけ、飼い主の言葉に従うことを忘れないようにさせることができます。

STEP4 座れと伏せ

2008年5月16日

座れと伏せ

 子犬が「カム(おいで)」というコマンドに良く従うようになったら、次に「シット(座れ)」と「レイ・ダウン(伏せ)」を教えましょう。この練習をする時にはコントロールしやすいように、子犬にはリードを着けてください。この課題は上手に教えさえすれば、子犬は最初から一連の連続した動作としてこのコマンドを実行できるようになるでしょう。

「シット(座れ)」のコマンド
.子犬と対面して立ち、右手にフード、左手にリードを持ったまま後ろに下がります。そして子犬に「カム(おいで)」とコマンドすると同時にフードを見せます。大切なのは落ち着いて行うことで、この練習の間、子犬を興奮させないようにしてください。

.子犬があなたの元に来たら、右手をゆっくりと上げていき、子犬の頭の上に持ってきます。こうすると子犬はフードに視線を保つために自然と座るはずです。そして子犬が後脚を折り始めたのを認めた時に「シット(座れ)」のコマンドを与えます。

.対面だけではなく、脚側でも「シット(座れ)」のコマンドが実行されるように練習を進めます。初めのうちは上手にできるたびに言葉で褒めながら褒美のフードを与えます。徐々に褒美のフードを減らしていき、最終的には言葉だけで充分となるでしょう。

「ダウン(伏せ)のコマンド」
.子犬に座った姿勢をとらせておき、子犬の右側にひざまずいて左手でカラーを掴みます。右手にご褒美のフードを持って、子犬の鼻先に差し出して、ゆっくりと下の方に動かしていきます。

.子犬の鼻がフードに付いていったら、子犬の体の前の方へ動かしていきます。そして子犬が伏せようとした瞬間に「ダウン(伏せ)」のコマンドを与えます。

.子犬が寝そべるまでフードを前方へと動かしていきます。そしてフードを与えながら、褒めてあげます。子犬が言葉だけで実行できるようになるまで何度も練習してください。

問題解決
座るのを拒む
 もし子犬にご褒美のフードが効かず座らないようなら、膝をついて右手でカラーを掴み、左手の下に犬の後脚をたたみ込みますそしてその動作にあわせて(シット(座れ)」のコマンドを出し、その後子犬を褒めながらご褒美を与えます。

伏せるのを拒む
 左側に子犬を座らせてひざまずきます。右の手の平を子犬の右前脚のしたにあてがい、いつたんチンチンのような姿勢に持ち上げます。そこから子犬の前肢を下ろしていき、伏せの姿勢をとらせ、褒めながらご褒美を与えます。

伏せているのを拒む
 練習が終わらない内に立ち上がってしまおうとする子犬の場合は、子犬が少し萎れる程度に優しくプレッシャーをかけてやります。そして数秒後、「OK」と言って子犬を解放してください。

STEP5 リード無しで歩く

2008年5月15日

リード無しで歩く

 あなたの傍を愛犬が従って歩く時、アウトドアでの活動はたいへん楽しいものとなります。子犬と歩く練習するには最初はリードでヒール(側面)につけて歩く方が簡単です。そうするうちに子犬は人とのコミュニケーションを楽しみ、喜んで飼い主に従って歩くようになるでしょう。また、たいていの子犬はフードの匂いに引かれるので、トレーニングの間、フードを持ち歩くのも良い方法です。

.子犬をあなたの左側に立たせ、左側でカラーを掴み、右手にフードを持ちます。そして子犬の名前を呼び、子犬の注意を引きつけます。

.直線的に歩きながらフードで子犬を誘導し、「ヒール(あとへ)」のコマンドを与えます。左手は低い位置に置いておき、子犬のカラーを掴まえられるように準備しておきます。

.「ウエイト(まて)」のコマンドを与えて、子犬の右側にひざまずき、フードを低く持って子犬が逃げるのを思いどとまらせます。同時に手の平を下に向けて子犬の体の下に差し込み、子犬が動くのを防いでください。

.膝をくの字に曲げてフードを子犬の鼻先に保持したまま右へターンさせ、同時に「ヒール(あとへ)」のコマンドを繰り返します。子犬はスピードを上げて、あなたの周りを回るように歩くはずです。

.左にターンさせるためには左手を使ってカラーを掴み、それで子犬を誘導してください。同時に「ステディ(ゆっくり)」のコマンドを与えます。フードは低い位置に保持し、その右手をゆっくりと左へ動かしていきます。子犬はそれに付いて行くはずです。

問題解決
集中力を失う
 子犬の集中力が逸れてしまうような時は、左手をカラーに挟み込んで、正しいヒールの位置に子犬を引き戻してください。

バタバタと騒ぐ
 子犬がフードの誘いに反応しないなら、大好きなオモチャを見せて注意を引きつけてください。また子犬を服従させるためにロング・ランを使ってください。

飛びつく
 飛びつかさないようにするためには左手で子犬のカラーを掴み、低い位置にご褒美を隠して持って子犬を誘導します。

楽しいトレーニング
 子犬がひとつのタイプのご褒美に興味がない場合は、別のものを試すか、大好きなピーピー鳴るオモチャに変えてみましょう。そしてトレーニングの時間を一度に数分を超えないよう、短めにしてください。またトレーニングはいつでも楽しいことをして終えるようにしてください。

STEP6 リードを着けて歩く

2008年5月14日

リードを着けて歩く

 あなたの子犬の安全と幸福はあなたの手に委ねられています。犬は危険なものを排除した守られた環境の下で、そしてあなたの監視の下でなければ、自由に歩き回ることが許されるべきではないのです。あなたはすでに子犬にリードを着けて「シット(座れ)」「レイ・ダウン(伏せ)」またリード無しで一緒に歩く練習をしました。次はリードを引っ張らずに歩くことを教えましょう。

.まず室内でトレーニングを始めます。子犬にリードをよく見せ、匂いを嗅がせてください、そうしたら子犬にきちんと合った快適なカラーにリードを着けてください。

.子犬をあなたの左側に立たせ、右手にリードとご褒美のフードを持ちます。左手で余ったリードを持ち、子犬を座るようにコマンドしてください。

.歩き始める時、子犬が踏み出した左足の横にいるようにします。そして子犬があなたの横で歩いている時に、「ヒール(あとえ)」とコマンドします。子犬が前に出たがったら、あなたの左手を子犬のカラーに持っていって優しく引き戻してください。

.子犬がヒールの位置にいる時に「グット・ドッグ(よーしいい子だ)」と声をかけ、褒めてあげます。それから子犬に座るようコマンドし、「グット・ドッグ」を繰り返します。子犬が一連のコマンドに従うようになったら、徐々に子犬との距離を開けてみてください。

.子犬がヒールの位置で歩き、あなたが隣の部屋に行っても座ったままでいられるようになったら、次は右回りに誘導し、「ヒール(あとへ)」とコマンドしてください。

.左へターンするためには、まずあなたの足の速度を早めて子犬の少し前に出、そして子犬のスピードをダウンさせるよう、鼻先にフードを差し出します。子犬をあなたの左足に付かせ、ゆっくりとした速度になった時に「ステディ(ゆっくり)」とコマンドしてください。

問題解決
リードにじゃれつく
 子犬があなたに飛びついたり、リードにじゃれつこうとしたら、厳格に「ノー(いけない)」または「オフ(やめろ)」と言ってください。少し離れて子犬に座るようコマンドし、練習を初めからやり直します。その際、気が散る物が多過ぎる屋外での練習は避けてください。室内で練習し徐々に騒々しい場所へと移行していってください。

萎縮する
 子犬が動きたがらない時には、大好きなピーピー鳴るオモチャを使って優しく、根気強く誘導していってください。子犬を引っ張ったり、怒ったりしてはいけません。子犬を褒めて励まし、自信を持たせるようにしてくただし。

前に引っ張る
 子犬が引っ張るたびに座るようにコマンドしてください。あなたも子犬も集中力を失わないように注意しましょう。また、叫ぶようにコマンドしてはいけません元気よすぎる犬にはヘット・ハルターを使ってください。

STEP7 新しい経験

2008年5月13日

新しい経験

 お友達や近所の人たちに協力してもらって、子犬に沢山のそして様々な経験をさせてあげましょう。
 人との付き合いは、あなたの家に庭があるのでしたら、みなさんに来てもらってできるだけ早く開始してください。
 そして獣医師の許可があれば子犬を公共の場所へも連れて行ってください。そうして車の音や通行人、車に乗ることなどに慣れるようにし、同時に様々な状況や環境下であなたに従うという、最も重要なことを教えるのです。
 問題が発生してからでは遅いのです。郵便屋さんのような制服を着た人や子供、そしてあなたとは違った格好の大人といった人間たちを子犬に紹介し、慣れるようにしてあげましょう。

人に合うこと
見知らぬ人を怖がる

 ヒゲを蓄えた人物、帽子を被った誰か、飼い主とは違った肌の色をした人などは犬から見れば恐ろしく思えてしまうことがあります。お友達の協力を得て、人と犬のミーティングをしましょう。その時に子犬が好奇心を持っても、平静でいられれば褒めてあげましょう。

正しい接近法
 子供には犬に静かに近づき、横から撫でてあげるように指導してください。犬がおとなしくしていれば、言葉かフードで褒めてあげましょう。

外での会合
 見知らぬ人々と犬をまず家の中で会わせ、次に外で会わせるようにアレンジしてください。また、出会った人があなたに尋ねずに犬を撫でるようとすることに対しても準備しておきましょう。またあなたのお友達には子犬に挨拶をする際には、脅かさないようにしゃがんでもらうと良いでしょう。そしてお友達から子犬にフードをあげてもらい、子犬が他所の人の接近を歓迎するように教えていきましょう。

アウトドア・トレーニング
交通道徳

 子犬が家の中や庭であなたのコマンドに従うようになったら、より騒がしい環境の中へと移行してみましょう。道路を横断する前には必ず座るようにコマンドしてください。

ハンド・シグナル
 ハンド・シグナルは屋外ではとても重要です。犬が遠く離れてしまってもあなたに従うよう、大きな動作をしましょう。

車での旅行
車を怖がらせないために

 車の後部は怖い場所かも知れません。特に始めて車に乗る犬は吐き気や乗り物酔いを起こしがちです。実際にどこかにドライブする前に、ご褒美のフードを持って停車した車の中へ犬を誘導してあげましょう。犬が喜んで車の中に座っているようになったら、次はエンジン音に慣らします。犬に車の中は第二の家なのだと思わせるようにしてください。

お行儀良くできたら褒めてあげましょう
 犬が動揺や嫌悪のサインを示すことなく大人しくしてくれたら、ご褒美のフードと言葉でよく褒めてあげましょう。最初は短いドライブから始めて徐々に時間を伸ばしていき、お行儀良く座っていられたら褒めてあげてください。