ここは《ボックス-04モジュール》です。class="box4"で指定すると全幅、高さ可変で表示します。
カテゴリーのページやエントリーページの上部で、常に表示させたい情報などを提示するのに便利です。
 

愛犬の選び方

愛犬の選び方

2008年5月20日

愛犬の選び方

犬の飼い主になる前に、家族全員が快く新しいペットの世話が出来るかどうかを確かめておく必要がある。
 食事を与える・一緒に遊ぶ・運動させる・訓練する・グルーミング(手入れ)をするなど、犬という動物に欠かせないことは数多く、しかもそういう時間がとれないなら、ペットとしては、もっと小型の動物の方がいいだろう。

また犬に対するアレルギー体質の方が家族にいないことも確かめておかねばならない。当初はあまり考えてなかったアレルギーが原因で、手放される犬の数はあまりにも多いのである。

犬お飼うための家計えの負担も考えておく必要がある。
 食事・リード(引き綱)・オモチャ・獣医への支払いなどの経費がかかる。また壊された家具の買い換えはもちろん
犬種によつては垣を作ったり、散歩をさせてもらう人を雇ったりという費用も必要になってくる。

(例) 小型犬 プードル(約3㎏)の場合

食事 ドックフードを月に1㎏食べて、フードが1㎏ 1000円として
    1000×12=12000

獣医 混合ワクチンが約10000円 フィラリアの投与薬が月1000円を半年
    狂犬病が年4000円として
    (1000×6)+10000+4000=20000

美容 月に1回、全身カットして約5000円(香川県では)を12回
    5000×12=60000

合計 12000+20000+60000=92000
    92000+(オモチャ代×?)+(トイレシーツ代×?)+(おやつ代×?)
    ぐらい年間、家計えの負担がかかります。
    体重が増え、大型犬になればなるほど負担額も増えます。

犬には、1匹ずつ個性があるが、種類ごとにも特有の外観と習性が見られる。
 たとえば狩猟犬(レトリバー)はもともと長時間の猟場での犬なので、大量の運動が必要である。したがって、集合住宅で暮らす人にレトリバーが最適だとは言いにくい。もし住まいが郊外で、フェンスで囲った広い場所があるなのなら、レトリバーはうってつけで、マンションの住人には、非猟犬(グレート・デーン、ニュー・ファンドランド)のような大型犬は、体が大きいが、性格としておとなしく、運動もほとんど必要ない。

 小型愛玩犬なら、必要な運動の大半は、マンションのホールでこと足りる。ただし、中には騒がしい種類もいるので要必要だ。

 毛の長さも、種類お決める際に考えるべきことだ。たとえばチャウチュウやケースホンドのような見事なふさふさの被毛の持ち主は、その美しさを保つためには相当な手入れが必要となる。ラブラドール、ダルメシアンなど短毛の種類は、手入れはさほど必要ないが、年中抜け毛の傾向にある。ビション・フリーゼ、プードルなどの抜け毛のない犬種は定期的に刈り込むが、専門家に頼めばそのぶん費用がかさむことになる。

 犬がこれから暮らす土地の気候も考えておく。ハスキーやサモエドといった北極圏の犬は、分厚い被毛を持つため高温多湿の気候は好まない。逆にグレーハウンドは、寒冷地では体が冷え込んでしまう。気候条件が極端に厳しい地域では、それに適応しやすい被毛を持った種類を選ばなければならない。
 
オス、メスの性別も考慮しておく。
 一般的にオスの方が問題を起こすことが多く、攻撃的である。オス、メスのどちらも人間にとってすばらしい友人になりうるが、子供のいる家庭で初めて犬を飼う場合には、まずメス犬を飼うほうがいいかもしれない。番犬としてもどちらも同じ程度に役立つ。

 忘れてならないのが雑種犬で、彼らは最高のペットになりることが多い。遺伝的に近い犬同士の繁殖では、股関節形成不全や、攻撃的になるといった行動上の問題などを生じることがある。そうした遺伝的な病気をさける意味で、雑種をもらい受けるというのも、賢い選択だといえる。雑種犬の場合、確かに成長後の姿や行動を予測するのは、容易ではないが、たいていは愛らしく成長し、また飼い主を求めている犬も多い。

飼い主としての責任

2008年5月20日

飼い主としての責任

 飼い主が飼い犬に対する努めを果たすのは、至極当然のことである。犬は飼い主だけが頼りであり、犬の幸せはあなたにかかつているのだ。

法的な規制
 犬を飼うことに関する法規制は地域によって違う。一般的には、公共の場所では、リードを着けることや、犬種によっては、口輪をはめることが義務づけされている。地域の規則をよく知り、それにしたがおう。リード無しで運動させるのが許可されている区域でも、飼い主の目の届かないところで放すのは避けよう。日本では、市町村が飼い犬の申請・登録を義務づけており、狂犬病の予防接種を義務づけている。さらに許可を得たら、首には必ず認識票(迷子札)を付けるのと家の玄関に狂犬病の予防接種票を貼るのを義務づけている。公共の場所で散歩させるときには必ず便の後始末をすること。

子犬を専門的に繁殖させるのでなければ、中性化(去勢または避妊手術)するが責任のあるやりかただ。中性化はペットの増殖過剰問題に対応するだけでなく、犬の健康および行動にもよい影響がある

よき犬民として
 人前で、あるいはほかの犬に対して行儀よくするように、愛犬は、幼いときからよくしつける。基本的な指示命令を守り、リードをつけて引っ張らずに歩くように訓練しておく。リードを外すのは規則で許された場所のみにしよう。あまり長時間、庭につないで人から遠ざけておくのも避けたい、こういう隔離状態は、吠えたり攻撃的になったりする原因になることがある。あまり吠えて近所迷惑になるようなら、夜10時~朝7時までは庭に出さないようにする。一匹にすると吠え続ける場合には、獣医に対策を相談すること。

健康とグルーミング
 犬の基本的欲求が満たされるか否かは飼い主にかかつている。愛犬に悲しい思いをさせないように責任を持って食事や住みか、運動や健康の面倒をみたいものだ。

 バランスのとれた食事と新鮮な水を十分に与え、毎日少なくても30分間は運動をさせるか、一緒に遊んでやるようにする。規則正しい運動や遊びは健康を維持し、孤独や退屈も味あわせずにすむ。様々な行動の問題もこれで防げる。

 定期的に獣医の診察を受けさせるのも飼い主の責任だ。毎年の予防接種(狂犬病・混合ワクチン・フィラリア)と検診は健康維持には欠かせないし、人間やほかの犬に病気を移すのを防ぐことになる。そして犬を常に清潔にし、よく手入れをすること。そうすれば見栄えがよくなるばかりではなく、皮膚に寄生虫(ノミ・ダニets)がつくのを抑えることになる。寄生虫は人間にうつる危険もあり、健康上の問題ともなりかねない。

仔犬がいいか、成犬がいいか

2008年5月20日

仔犬がいいか、成犬がいいか

子犬と成犬では、必要なことが異なり、いきなり飼い主に要求されることも違ってくる。犬を選ぶ前に慎重に考えよう。

成犬を引き取る場合
 捨て犬の収容施設からであれ、知り合いからであれ、可哀想だという気持ちだけで犬をもらい受けるのはよくない。飼い主募集中という成犬にはすばらしい友になれるものが多いが、中には引きとったときにはみられなかった悪い癖を持ったものもいる、その犬の正確な経歴(下記参照)の入手に努めよう。注意深く選びさえすれば、成犬はあなたにぴったりかもしれない。

犬を引き取る前に調べよう
 1.前の飼い主が手放した理由 2.以前はどこにいたのか? 3.いくつの家庭で飼われたのか? 4.排泄のしつけは万全か? 5.子供になじんでるか? 6.ほかのペットといてもOK? 7.人なつこいか? 8.なでてもらうのをいやがらないか? 9.興奮状態からすぐにおとなしくなるか? 10.命令にしたがうか? 11.健康な様子をしているか?

子犬ではどうか
 子犬を手に入れた場合は、子犬の学習にとって決定的な意味を持つといわれる最初の数ヶ月間に、飼い主の与える影響はより大きなものとなる。家庭に子供がいれば、子犬は一緒に成長する過程で人間の子供たちを許容し、怖がらないようになる。
 
 子犬は生後40日~60日ぐらいのを選ぶ。この時期までは、母犬や一胎子(一緒に生まれた兄弟)のそばで暮らすことが子犬の社会的行動の発達のために大切だからである。40日~60日という時期は、いわゆる「社会適応期」(生後20日~90日)の真っ最中なので、迎え入れたらただちに子犬との絆を結び始めることが肝要だ。

子犬を選ぶときに
 そろって健康な一胎子の中から選ぶのがよい。どの子も快活で機敏で、よく動いて、栄養が十分だという点を確かめること、できれば、両親や血のつながっている成犬を見られるように手配する。その子が将来、どういうふうに育つか、どういう行動をとるかこれでわかる。優しい気配りと、十分な栄養を与えられてきたかどうかも確かめよう。子犬同士のからみかたも観察し、一胎子の中のボス的存在や、いじめられっ子は、避けるようにする。一番小さいのが一番可愛くても、健康面や行動面の問題を持っている可能性もある。

  健康優良な子犬のポイント

・澄んでいて明るく、表情がある。充血や目ヤニがない。

・冷たく濡れていて、分泌物がないのが普通

・歯グキはピンクで、歯は白く、歯並びが整っている。

・清潔で分泌物がない。赤くなった部分や、きつい臭いがない。

胴体・頑丈で均等がとれている(発育不全の兆候がない)。

被毛・清潔で艶があり、なでてもほとんど抜け毛がない。ノミ・ダニがいない。

皮膚毛の下肌の部分:皮脂がありすぎず、フケやカサブタや腫れものがない。
    腹部:通常は無毛でピンク色。炎症や吹き出物がない。

・軽やかに歩き、かける。
  4本の脚に平均に体重がかかっており、どの脚も引きずってない。

肛門・清潔で乾いている。赤みや炎症がない。

以上の点を子犬を選ぶときに、よく調べて、元気いっぱいの健康状態であることを確かめる。

歓迎の準備

2008年5月20日

歓迎の準備

 新しい犬がやってくる。その前に受け入れ準備をしなければならない。新しい犬にとってまず必要なことはなんだろう。どこに寝かす? 散歩にはどうやって連れ出す? どんな食事を与える? どんなオモチャを与える? どんな物がいけないの? 

寝場所と寝具
 新しい犬にはまず必要なのは、誰にも邪魔されない場所にある快適な寝床(ベット)だ、子犬用には、箱を横にして中に洗濯できる柔らかい布団を敷くか、あるいは柵の内側に噛みついても丈夫なあて布を貼り付けた物が最適だろう。成犬ならば丈夫な犬用の寝具か、柔らかい毛布があれば申しぶんない。すきま風が入らず、家族から遮断されない静かで暖かい場所を選ぶ。犬には疲れたときにはいつでも、誰にも邪魔されずに眠れる場所が必要である。ごく幼いときには、一日20時間も寝ることがあるからだ。

 旅行用のサークル(折りたたみ式の柵)やクレート(金属製の囲い)も子犬のために買っておけば重宝する。成犬になってからのサイズを考えて購入しておけば、旅行のときは、いつまでも使える。サークルやクレートがあれば、排泄のしつけがずっと楽になるし、家族の目が届かないときでも困らなくてすむ。

食器、その他
 愛犬には、食事と水を入れる専用の食器が必要になる。食べたり飲んだりするときに鼻や耳を汚さなくてすむように、犬種に合わせて作られた物を用意する。容器はステンレスかセラミック製の底の平らな物がいい。プラスチック製に比べて衛生面に優れているし、犬がひっくり返すことも少ない。こうした容器をサークルの中か、ベットの近くに置く。

 また、事前にそろえておくべきものは、首輪、リード(引き綱)、認識票(迷子札・飼い主の氏名、住所、電話番号がかける物)、安全な「カミカミオモチャ」(おしゃぶり)、柔らかい毛のブラシ、シャンプー、リンスを買っておこう。たとえ成犬でも新しい家になじむまでは、そそうをするのは避けられないからだ。

首輪(カラー)とリード(引き綱)
 犬用の首輪とリードは、あまりにも種類が多くて戸惑ってしまうかもしれない。まずはシンプルなバックル式の首輪(ナイロン製か革製)を用意する。これならいつでも首につけておける。成犬なら、ナイロン製か革製の首輪とリードをそろえておくとよい。子犬は休みなく成長して首輪のサイズが合わなくなるし、よくリードを噛むので、ナイロン製のほうがよいだろう。認識票は首輪に取り付けて、犬が行方不明になった時に連絡をもらえるようにする。

 首輪は、窮屈でない程度に締めるが、すっぽりと抜けるほどの緩いのはまずい。指を2本が入る余裕があるぐらいがいいだろう。ほかに訓練用や、リードを付けたときに飼い主を引っ張りまわすような犬に使う首輪もある。こういうチョーク、チェーンやピンチ式首輪の使用は、飼い主に十分な経験のある場合か、訓練士の指導が得られる場合にかぎるべきで、使用方法を誤ったり力任せに引っ張ったりすると犬がケガをすることもある。リードにもかなりバリエーションがあり、革製、布製、ナイロン製が一般的である。革製がいちばん値段が高いが、長持ちするし手も痛くない。太いナイロン製は丈夫で安いが、革に比べると柔軟性に欠ける。子犬には軽いナイロン製の短いリードが最適だろう。

値段も安く、子犬が噛んでくしゃくしゃにしても、すぐにかわりが買える。延長式リードは握りやすいプラスチックのハンドルがついており、飼い主がコントロールできる範囲で犬に探索の自由を与えられる。引き戻したいときは簡単に綱を巻き込める。

犬のための安全点検
 犬のための安全点検は、子供のための安全点検に似ている。基本としては、危険物や壊されるおそれのある物を取り除くこと。感電のショックや、重い器具に頭をぶつけるのを未然に防ぐために、電気コードは抜き、器具などは、届かないところに移動しておく。垂れ下がった電気コードは、子犬にとってこの上ない遊び相手なのだ。洗剤などの危険な物はすべて安全なところに移す。殺虫剤のスプレー、ネズミ取りの薬剤、不凍液、それにごくあふれた植物〔ポセンセチア(葉)、ツツジとシャクナゲ(緑色の葉)、シロガスリソウ(葉)、イチイ(針葉・樹皮・種子)、イングリッシュ・アイビー(果実)、マッシュルーム(アマニタ種)、ヒマ(種子)〕でも、犬が飲み込むと毒となるものがある。

 裏庭のある家では、そこから犬が抜け出すおそれがあるので、垣に問題はないか点検して破れた箇所などがあれば修理しておく。小型の犬なら垣の高さは1.2メートル、大型犬なら1.8メートルあればたいていは出られない。忘れてはならないのがテリアのように種類によっては土を掘る習性を持った犬がいることだ。基礎部分を固めておかないと垣の下を掘られることになる。門扉もしっかり閉まるか、小型の犬が扉の下から出入り出来ないかよく調べておく。

噛むという習性
 子犬が3~6ヶ月になると、新しい歯が出てくる。これが痛みをともなうのだが、硬い物を噛むことでそれがいくぶんは和らげられる。冷凍庫に一晩入れておいたナイロン製の「カミカミおもちゃ」を与えると、さらに効果が増す。歯の生える時期でなくても子犬は子犬はとにかく噛むのが好きで、オモチャであろうと靴であろうと、キッチンのテーブルの脚であろうとおかまいなしだ。だから、この噛みたいという自然の欲求を満たす「噛む」オモチャが必要となる。これは顎を鍛え、歯を清潔にするのにも役立つ。ナイロン製の骨、骨の形のロープ、生皮、毛糸のぬいぐるみ、「消毒済み」の本物の骨などがあれば何時間もそれに熱中する。ただし飽きさせないためにも、新しい物に買い替えたり、1週間単位で順番に以前のものと取り替えたりするなど目先を変える工夫が必要だ。

家に落ち着く
 初めて家に連れてきた犬は、子犬であれ成犬であれ、とまどいや不安があるはずだ。家に入れる前に、そのあと専用のトイレになるはずの場所に連れていってみよう。犬がそこで見事、用を足してくれたらほめてやろう。もしまだこちらの意図がわからなくても、焦らないこと。排泄のしつけは時間と我慢が必要なのだ。

 家の中に入れたら、一つの部屋だけになじませるようにする。好きなようにかぎまわらせて、その部屋に慣れさせ、専用のベットと食器を示してやる。努めて優しく接し、勇敢だとか、お茶目だとか、カッコイイとか、小さなことでもほめてやる。この時期は、声を荒げたり罰を加えたりしてはいけないのだ。初めの数日は、恐怖ではなく信頼を植え付けるべき時なのだ。新しい環境に慣れてから、たっぷり時間をかけて訓練すればいいのだから。

 犬が家に慣れるまでは、客を家に招待しないようにする。まずは飼い主とその家族になじませて、他人に紹介するのはその次の段階だ、子供たちにも、犬には優しく静かに接するように教えとく。子犬の場合は特に気をつける。子犬はオモチャではないのだから、休んでるときや食事の時に邪魔してはいけないことを子供に十分わからせる。

ほかのペットとの顔合わせ
 すでに家族の一員となっている先輩格のペットとの引き合わせは、飼い主のが見守る中でゆっくりと行なうこと。先輩の犬や猫たちは、新しく来た子犬をねたむものも多いので、子犬を安全なサークルの中に入れていないときは、ペット同士だけでおかないほうがいい。初めはサークルの外から新入りのにおいを嗅がせる。先輩ペットには最大の関心を示してやり、地位が侵されたなだとは決して思わせないことだ。また「餌の奪いあい」を防止するために、お互いなじむまで餌は別々に与えるようにする。

 最初の数日間は、夜になると犬は、ホームシックになって寂しがることが多い。甘え鳴きをしたり高い声を出したりするが、そのたびにそばに行ったりはしないこと。子犬には母犬との触れあいのかわりに、チクタクと時を刻む時計と湯たんぽを布にくるんで、ベットに入れてやれば落ち着くことがある。子犬のベットやクレートを夜だけ飼い主の寝室に入れてやるのも家になじませるのに有効だ、という人は多い。

遊び
 たいていの子犬は、仲間と遊ぶのと同じように飼い主とも遊びたがる。彼らは盛んに跳び上がったり、追いかけたり、うなったり、噛みついたりする。遊びは子犬の正常な社会的発達のために必要がある。子犬が噛みついたら「ダメ!」と叫んで顔をそむける。

首輪とリードになじませる
 子犬の場合、首輪はすぐにつける。首輪を怖がる子犬は多いので、初めて首輪を付ける時には好きな食べ物を与える。子犬が首輪やリードに慣れるには多少の時間がかかるので、初めのうちは短時間にして、徐々にこの新しい装身具をつける時間をのばしていく。数日たつと犬は首輪を気にしなくなり、数週間もたてば首輪をはずすと、反対につけてもらいたがるようになる。ただしクレートに入れるときは首輪をはずしてやってもいいだろう。首輪がクレートの針金に引っかかることがあるからだ。

 しばらくのあいだリードを引きずって家の中を歩かせておくと、リードをこわがらくなる。初めて散歩に連れて行くときは、犬を引っ張らずに犬の行きたいところへこちらがついていく。それからリードをつけた状態で後からついてこさせ「リードに従う」ことを教えるのである。

食事の与えかた

2008年5月20日

食事の与えかた
 
 人間と同じく犬は雑食性の動物で、肉だけでは生きていけない。炭水化物、タンパク質、脂肪、ミネラル、ビタミンを含んだ多種類の食物を摂取しなければならない。そして体液の量を適切なレベルに維持し、栄養素を体内に給共し老廃物を体外に排出するために、つねに新鮮な水が必要です。

異なるニーズ
 犬が必要とする栄養は、犬齢やライフスタイルによって異なる。たとえば作業犬は室内ペット犬とは違った食事が必要だし同様に子犬や妊娠中のメス犬には、成犬より栄養価の高い食事が要求される。犬のライフスタイルや成長の時期に合った「栄養バランス完備」の表示のあるドックフードを選ぶように注意する。たいていのドッグフードは、その内容が表示されている。かといって、栄養過になってはいけないのい。活発な若い犬用の食事を年老いた室内犬に与えても、元気になるどころか肥満におちいるのだ。

ドッグフードのタイプ
 市販のドッグフードにはドライタイプ、半生タイプ、缶詰の3タイプがある。どれを選ぶかは飼い主の自由で、成分、価格、口あたり、扱いやすさに違いはあるが、どれも栄養的には申し分ない。

 缶詰タイプは約75%が水分で、肉や魚や穀物がベースなっている。口あたり、消化、栄養素の吸収速度ともに優れている、ただしカロリーはやや低めで、大型犬を満足させるには相当な量が必要となる。大型犬に缶詰を与えるときには、ドライタイプのものと混ぜてやるとよい。

 半生タイプは水分含有率は15~30%、成分は肉、植物性タンパク質、穀類、脂肪、糖分であり、好評なブランドは、口あたりもよく消化も良好だ。比較的カロリー高くて、与える量も少なくてすむ。

 ドライタイプの水分含有率は10%程度で、カロリーはもっとも高い。粒は穀物が原料でタンパク質はほとんど含まれていないため、良質な缶入肉(ドックフード)と混ぜて栄養を補給する必要がある。

 これに対して完全なドライフードは、肉、骨粉、大豆といったタンパク源を十分に含んでいる。栄養的にも満点で臭いもほとんどなく、与える量も少しでいい。たた、缶詰や半生ほどには味がよくないので、これらと混ぜて与えるとよい。

いつ与えるか
 決まった時間に与えるか、いつでも食べたいときに食べられるようにしておくかは、与える餌のタイプ、飼い犬の過食傾向、犬齢、健康状態によって決める。愛犬に肥満や鼓脹症の傾向があるとき、また食事内容を変える必要があるときには、獣医が指示する定時に食事を与えること。常時食べられるようにしておくには、体が引き締まった健康な犬で、過食傾向もなく、餌がドライフードである場合に限定するのが無難だろう。

どれだけ与えるか
 必要な量は犬種やサイズによって異なる。小型のマルチーズなら一日250㎏カロリーで十分だが、ロットワイラーの成犬だと2,400㎏カロリーは必要で、これは普通の大人よりも多い。寒さや激しい運動、きつい作業やストレス(授乳など)はカロリーの必要量を増加させるが、運動量が少なくてすむ。食事の量は、愛犬の適正体重を過不足なく維持するだけ与えるのが鉄則だ。

運動のさせかた

2008年5月20日

運動のさせかた

 犬はもともと活発的で遊び好きな種族であるであるである。野生の犬は1日中、餌をあさり、なわばりを争い、仲間とふざけあってすごしている。それに対してペット犬は、必要なだけ(たいていはそれ以上)餌を与えられて、1日のほとんどを室内や庭に閉じこめられている。そのため肥満におちいりやすく、体調を崩して怠慢になりやすい。運動不足で退屈しきった犬が欲求不満や狂暴の徴候を見せることも多い。はつらつとした健康な犬になるためには、運動が不可欠だ。

必要運動
 どんな犬でも遊んだり運動をすることが大好きだ。ただし実際に行う運動の質や量は、犬齢や健康状態だ違ってくる。犬を飼うときは前もって、様々な犬種の必要運動量を調べてみるべきで、種によっては相当に激しい運動を定期的に行わねばならないものもある。とくに鳥猟犬、家畜犬、作業犬などはそうだ。仕事が忙しくて1日に1回の短い時間の散歩しかさせられないのなら、人を雇ってでも運動をさせる必要がある。もし、それもできないなら、家庭犬やあまり活発でない種の犬を選ぶべきだ。

 一般に、犬は毎日なんらからの運動をさせなければならないが、運動プログラムを始める際には、犬によっては運動で悪化する健康の問題(たとえば心臓や関節の欠陥など)があるかもしれない。獣医はこれを見極めて安全な運動法を教えてくれる。

どんな運動をさせるか
 なんと言っても散歩は万能かつ最上運動で、循環器系の調整や筋肉の鍛錬になる。公共の場所での散歩にはつねにリードを使用すること、延長式リードなら、犬に行動の自由を与えられるだけでなく、必要なときには短くしたりコントロールできる。

 あなたの愛犬が老犬だったり、太りすぎていたり、健康上の問題を抱えている場合は、1日15分間リードを着けて散歩させることから始めて、徐々に時間を延ばしていく、健康な犬であれば、リードつきの散歩だけでは物足りないかもしれない。その場合は、リードをはずして、おもう存分、自由に走り回らせることも必要だ。ただし、リードをはずすのは、犬がいいつけを聞き分けられる場合で、規則で許された安全な場所に限る。ほかの犬が好きな犬には、犬同士が集まって一緒に遊べるように計画しておく。ジョギングやランニングをさせるのもいいが、犬を走らせるのには常識を働かせることが大切だ。6ヶ月未満の子犬は一緒に走らない、猛暑の日わ避けるなどがそれである。また犬の足裏を傷つけないように硬い舗装道路などは走らせないことだ。

 ゲームをするのは犬の気分を奮い立たせ、活発な運動をさせる良い方法の、ひとつだ。さらに、楽しみながら犬に飼い主の主導的立場を認識させられるという利点もある。ボール、フリスビー、棒などを使って「とってこい」ゲームをするのも、飼い主が汗だくにならずに犬に運動させられる打ってつけの方法だ。レトリバーやスパニエルのような鳥猟犬は生まれつき「とってこい」が得意で持ってきた物をすぐに放してくる。ほかの種では、たとえばテリアなどはどうしても放そうとしない。それでも、どんな犬でも持ち帰った物を命令通り放すように訓練することはできる。

 「とってこい」をするには、犬が喜んで口にする物を選ぶとよい、毛糸のぬいぐるみ、柔らかいフリスビー、音の出るオモチャ、柔らかいボールなどが最適だ。表面がつるつるして飲み込めそうなボールや、生革など食べられる物は避ける。

 綱引きも犬が喜ぶゲームだ。「とってこい」のご褒美として、組み合わせてやるのもいい。ただし犬が忠実に命令を聞き分けて口から放すことを覚えるまでは、綱引きをしてはならない。なぜなら興奮のあまり攻撃的になりかねないからだ。

中性化(去勢・避妊手術)の必要性

2008年5月20日

中性化(去勢・避妊手術)の必要性

 愛犬が繁殖にふさわしい犬でないなら、あるいはあなたに繁殖の責任を引き受ける気がないなら、早期に去勢や避妊手術を施すことが、飼い主にも犬にも最良の策だ。

 中性化することは、動物に外科手術をほどこして永久的に生殖能力を失わせることをさす。メスの場合は「卵巣摘出」または「避妊」という用語が使われることが多いが、卵巣と子宮の両方を摘出する。オスの場合は普通「精巣・睾丸摘出」または「去勢」という用語が使われ、睾丸の完全摘出を行う。中性化に関しては根拠のない通説が多く、こうした手術に恐れを抱いている飼い主が少なくない。

手術の必要性
 毎年、何千匹もの犬が、引き取り手のないために動物収容施設で安楽死の処置を受ける。計算外の妊娠の結果生まれた犬たちがこのような運命をたどることが多い。この悲劇をなくすためには、ペットを繁殖させないようにするしかなく、そのもっとも安全で効果的な方法がこの手術なのだ。犬の数を増やさないようにすれば、今は飼い手のない犬に家が与えられる機会も増すことになる。

オスえの影響
 睾丸摘出は、オス犬にとって非常に大きな健康上の利点がある。高年齢犬の深刻な問題である前立腺の病気をしりぞけたり、睾丸腫瘍や感染症にかかる危険を根絶する。

 去勢はまた、多数の行動面の問題を改善できる。マウンティング(背乗り)やマーキング(足を上げ、尿などで臭跡をつける)、ケンカや放浪といったオスの諸行動を促す性ホルモンであるテストステロンは、去勢によって除去される。その結果、去勢前ほどケンカをしたり、いじめられたりしなくなる。メス犬を求めて放浪することも少なくなる。交通事故に遭う危険性も小さくなる。

 睾丸摘出によってオス犬のフラストレーションの多くは取り除け去勢した犬が以前より暴れることはない。

メスへの影響
 卵巣摘出は、メスの性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の主なものを取り除く手術である。最初の発情期を迎える前に卵巣摘出手術を施された犬は乳ガンおよび子宮ガンや子宮感染症をわずらう危険はまずない。

 睾丸摘出と違って、卵巣摘出がメス犬の行動に影響を与えることはほとんどない。それでも発情期やその後にしばしば起こるぎじ妊娠期間中の落ち着きのなさや攻撃性はみられなくなる。

 避妊手術は、発情期の出血によるカーペットや家具のシミと格闘する煩わしさからも解放されるし、近所のしつこいオス犬に、家のドアの外で待機されることもなくなる。

通念と事実
 中性化についての通念に、手術を受けたペットがうつ情態になるというものがある。しあし実際には、彼らはもう交尾に心を奪われなくなるので、より人になつき活発に遊ぶようになる。また中性化したい犬は、肥満と怠惰に陥りやすいとも言われる。けれども、術後は摂取カロリーを以前よりも少なくてすみ、適切な食事と運動計画に従って飼育すれば、引き締まった体型を維持することができる。肥満は食事の与え過ぎと運動不足によって引き起こされることがはるかに多い。

 また中性化すると自分の領域を守るという犬の基本的な本能が弱まり、番犬の役割が果たせなくなってしまうのではないかと心配する人もいるが、決してそんなことはない

 手術するのに遅すぎることはない。もちろん成熟気前にしてしまうのに越したことはないが、何歳で手術を行っても、同じ効果が得られることは立証されている。だがイタズラに時期を遅らせて、愛犬に発情期の錯乱をわざわざ体験させる必要はないだろう。

 実際、手術を躊躇する理由はどこにもない。費用もさほど高額ではなく、低コストの処置計画を提供している協会も多い。手術にかかる費用は、中性化によって簡単に防ぐことができたはずの様々な病気の治療費に比べると、間違いなく少なくてすむのである。

愛犬との旅行

2008年5月20日

愛犬との旅行

 休暇で家を空けるとき、犬を一緒に連れていくべきかどうか迷う飼い主は多い。犬連れの旅は確かにすばらしい体験となりうるが、もしかしたらどちらにとっても、喜びより苦労のほうが大きくなるかもしれない。

 休暇旅行に愛犬を連れていくかどうか決める前に、犬の状態、交通手段、目的地の特性についてよく考えてみること。神経過敏な犬、車に酔う犬、病気の犬や攻撃的な犬、発情期のメス犬などは、家に残すのが賢明だ。

 車で旅行するのでなければ、選択肢は限られる。障害者を助けるために特殊な訓練を受けた犬でない限り、犬は列車やバスの乗客あるいは貨物とは認められない国が多い。航空機の場合は、大多数が犬の搭乗を認めているが、体高が25㎝を越える犬は貨物室に入れられるのが普通である。

 目的地についてもよく考えておくこと。行き先のホテルやキャンプ場は、犬を受け入れないかもしれない。また旅行中ずっと愛犬との行動を共にする気があるだろうか?犬はキャンプに行くのは大好きだが、飼い主が観光に出かけている間じゅう、慣れないホテルの1室に閉じこめられるのはいやなものだ。

 外国に行く場合は、それも短期間の旅行ならば、犬を連れていくかどうかはよく考える必要がある。検疫のために犬を隔離する国は多く、ときには6ヶ月という長期に及ぶこともあるのだ。

犬連れの旅行
 愛犬抜きでは休暇が十分に楽しめないと思うなら、もちろん一緒に連れていけばいいのだが、必ず周到な準備をすること。乗り物酔いを防ぐために、出発の6時間前までに軽い食事を与え、水はこまめに与えるようにする。この方法でも吐き気から解放されなかったら、今後の旅行には、かかりつけの獣医に薬の相談する。

 たいていの犬は旅行に際して精神安定剤を飲ませる必要はない。安定剤を飲ますと、航空機の貨物室に乗せられたときに呼吸困難になるおそれがある。どうしても安定剤が必要ならば、獣医に相談するとよい。事前に必ず家でその安定剤を飲ませてみて、様子を確かめること。

車の旅
 車で旅行する際には、犬がきちんとその場に収まっているかを確認する。犬用のシートベルトやクレートや柵などを使えば運転の邪魔にならずにすむし、急停車や事故でケガをする危険も減る。2~3時間ごとに車を止めて、犬が四肢を伸ばしたり、排尿したり、水をん飲んだりできるようにする。できるだけ普段の生活に近い状況を作ってやる。食事も通常の時間に与えるが、旅行中は運動量が減るので量は控えめに。車酔いするなら、その日の行程を終えてから与える。

 暑い日には決して犬を閉めきった車の中に置き去りにしないこと。車内の温度は数分でかなり上昇し、しばしば熱射病を招く。車の中に置いていく必要があるときは、日陰に駐車し犬が逃げない程度に窓やサンルーフはできるだけ広く開けておこう。

空の旅
 動物に割り当てられるスペースは限られているので、予約が必要だ。小型犬ならケースに入れて座席の下に置くことを許可している会社もあるが、大型犬なら貨物室に入れなければならない。いずれにしても航空会社の認証を得たケースを用意する。

 飛行機のストレスを軽減するために、直航便を予約し、旅行シーズンや極端な悪天候を避ける配慮が望まれる。

犬の一時預かり所
 犬を置いていくことに決めたら、どこに置くかを検討する。餌をやり、散歩をさせ、相手になってくれる人が確保できるなら、自宅に置いておける。もっといいのは、留守のあいだ犬と一緒に家で暮らしてくれる人を見つけることである。ペットの世話係を派遣してくれる、保険つきのサービスも多数ある。

 家に置いていけそうにない場合、犬を預かって大切に世話をしてくれる病院や預かり所もある。よいところを見つけるには友人や獣医に相談すればよい。預けるときは、お気に入りのベットや毛布、いつもの食事とオモチャなども持参する。慣れ親しんだ物といっしょだと犬は安心するので、変化への対応が楽になるはずだ。

旅行の準備
 旅行地の法律に従い、愛犬を最大限快適にすごさせるため、犬連れの旅行をする際には必ず以下の準備を整えること。
1.最新の健康診断書、ワクチン接種証明書、病歴書 2.獣医による出発直前の健康チェック、予防接種を受けていなくてかかるおそれのある病気についての情報収集 3.定期的に飲ませる必要のある薬 4.リードと首輪、認識票、鑑札 5.食器 6.旅行期間中の食事とおやつ 7.たっぷりの水、なるべく家の物を持参 8.ノミ取り用のクシなど、グルーミング用品 9.オモチャ、お気に入りの寝具 10.迷子になったときのための犬の写真 11.用具一式の洗浄